21日に拍手下さった方有難うございます!
そろそろ寒いので拍手絵変えないとですね~
なんとなく雑記。
土曜日に京都伊勢丹へ「ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル版画の世界」を見にいきました。
何故だったか忘れましたが、偶然父親の手にチケットがあって、それを1枚貰ったのでした。
大学の時にアブラハム・ボッスについて調べる機会があって、
間違ってヒエロニムス・ボス(
Wiki)を調べてしまって、
その世界に驚いたことも思い出させられる世界でした。
牧歌的なアルプスの風景に始まって、港の人々の暮らしや船の情景が美術展の前半を飾っていました。
それに混じって、7つの大罪であるとか、それに反する5つ…だったかな?(調べろ)
5つの良いことを描いたものもあって、
確か「忍耐」だったか「克服」だったかそんな感じのタイトルの絵に感動してしまって、ぼーっとしてしまいました。
怖くもありコミカルでもある悪魔にゾッとしつつ笑いもあって、お土産コーナーにあったハガキシリーズではでそれ関連ばっかり買ってしまって見事に美術展記念が怪物絵だらけになってしまいましたが、私はあれが好きだったなぁ。
けど、美術展に行く時、素晴らしい絵の数々に目を奪われることが多々ではありますが、
つい「隣に居るこの人はどんな気持ちでこの絵を見ているのだろう」と考えてしまってそっちが気になって仕方なくなってしまうこともしばしばあります。
今回は白黒の点と線で描かれた世界に、奥行きや空間把握の緻密さに凄いなと思いつつ、真剣に覗きこんでは眼鏡を上げ下げしている美術系っぽい青年や、ところどころを指さし合いながら笑いあって見て芸術系の学校の話題もしていたカップル、顎に手をあてて少し考え込むように眺めていた黒髪のお姉さんをつい気にしてしまいました。
美術展に美術作品を見に行っているはずなのに何を人間観察しているんだ自分は、とツッコミ入れて目を作品に戻したのですが、
ブリューゲルの作品の不可思議さを見るとどうも人の心が気になって仕方なくなってしまいました。
「大きな魚は小さな魚を食う」という作品では、魚が魚を食べ合っている様や人間の足がついた魚がまた魚を食べている様が描かれていたりするのですが、中央の魚の眼を見ているとなんとも言えない気持ちになりました。
あの感覚、他の人はどんなふうに感じているんだろうな。
そんなこと思っている割に、自分は静かに浸って見たい派なので、別に誰かと行った時に「どう思う?」とか訊かないんですけれども…(笑)
後で自然と絵画の話になるのは好きです。
【つまり】
自分の作品は抽象的なことをよく含めてしまいまくるのですが、
人の眼にどう映るんだろうなとよく考えてしまう。(好意的に見られているかとかでなく、なんだろう、もっと心の感覚的な意味で…うまくいえない)
人それぞれだから、やりたいことやればいいし、思うように思って欲しい。
と思うのと同時に、レンズの奥が気になる。
【まとめ】
こんなこと考えるからシナリオ制作遅いんですねわかります
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